仮想通貨のマイニングって?誰にでも行える?

ビットコインを初めとする仮想通貨の中には、マイニングと呼ばれる「発掘作業」によって手に入れることができるものがあります。そもそも仮想通貨とは、これによって生み出されるものだからです。

■仮想通貨の仕組み 仮想通貨は、どれもブロックチェーンと呼ばれるネット上の技術によって成り立っています。最大でどれだけ発行することができるか、今出回っている(発掘済)の通貨はどれくらいかといったことが分かる仕組みで、この最大の量まで見付かっていない間は、マイニングによって生み出す(見付ける)ことができます。

■マイニングができない仮想通貨も存在します 全ての仮想通貨でマイニングが行えるという訳ではなく、ビットコインやイーサリアムといった中央管理組織、及び管理者が存在しない通貨でのみ、このマイニングを行うことができます。リップルのような管理組織(リップル社)が存在する仮想通貨では、勝手なマイニングは許可されておらず、行うことはできません。市場流通させる通貨の量をその管理組織が調整している為です。

■マイニングはどうやって行うの? 仮想通貨のマイニング(発掘)作業は、ネット上のあらゆる場所をくまなく探索して探す、というイメージで考えると分かりやすいでしょう。基本的にはどんなPC(Windows)でもネットにさえ繋がっていれば行うことが可能です。 しかし、かなりのパワーを必要とする為、CPUとは別に科学技術計算用のプロセッサ(GPUと呼ばれます)が搭載されていないと厳しく、ゲーミングPCと呼ばれるようなものが推奨されます。ノートPCではとても行えるものではありません。

■どれくらい稼げるの? ビットコインの場合、色々なWindows用のマイニングソフトがフリーで利用できます。他の仮想通貨用のものも、自由にマイニングが行える通貨であれば、少し探すとそれ用のものが見付かるでしょう。 それをインストールし、ネットに繋がった状態でマイニングをスタートさせれば、後は自動的にネット上に隠されている仮想通貨を探してくれます。尚、1ビットコインは2020年7月時点で約100万円の価値を付けていますが、見付かったのがは0.00001ビットコインだった場合、約10円です。 仮想通貨はどれも小数点以下でもやりとりが行えるようにできている為、そのようなことも珍しくなく、大きな単位で見付かるのは本当に稀です。

■個人ではあまり苦労に合いません 先のように、マイニングにはマシンパワーが必要になる為、その為のPCを新たに購入するとなると、軽く10万円は超えてしまいます。そして、ネットに接続してずっと稼動させておくことになる為、電気代も馬鹿になりません。 それでいて、1ヶ月間マイニング専門で稼動させっぱなしにした結果、0.002ビットコイン程度しかマイニングできなかった時には、2000円相当にしかならず、電気代の方が遥かに上回ってしまいます。

■専門の業者が存在します このマイニングを専門で行っている業者になると、PCとして考えられる最高クラスのスペックのPCを何十台も用意し、それなりに電気代も掛けて行っており、それこそ100万円を超えるほどの電気代を遣い、それ以上になる分を発掘するといったような規模で行っています。 その手の業者はそれ自体が商売なので、とても個人で太刀打ちできるものではありません。よって、個人で本格的に行うのはおすすめできず、夜中だけ稼動させておくといったようなやり方で、少しでも小遣い稼ぎになればいいという程度に考えておいた方がいいでしょう。PCのスペック的にも、GPUにGeForceの970クラスの性能がないと、電気代だけ無駄になってしまう公算が高いので注意してください。